「壁を触ると手に白い粉がついてしまう」というのが塗装表面の劣化現象です。紫外線や熱、雨風により塗装面の表層樹脂が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョークのような粉状になって顕われる現象です。
経年による塗膜劣化により発生するヘアクラックと、外壁材に発生する乾燥クラック、構造クラック、縁切れによるクラックがあります。
コンクリート内部の鉄筋が錆びて膨張してしまうことにより壁が浮いてきた状態。
塗料について
施工費用の見積もり金額の差で使用塗料の違いによることもよくあります。
目的や塗り替えサイクルによって最適な塗料を選ぶ必要がありますので、その辺りをしっかりとヒアリングして、提案してくれる業者を選ぶべきです。
塗料の種類と特徴
アクリル系塗料 | 戸建住宅の外壁に一番多く使われてきた塗料。 価格は手頃ですが耐用年数が短い。 |
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ウレタン系塗料 | 密着性に優れ、アクリル系塗料に比べると耐候性もあります。 |
シリコン系塗料 | アクリル系塗料、ウレタン系塗料に比べ耐久性に優れています。 |
フッ素系塗料 | 低汚染性、耐候性に優れ、長期間にわたり変退色がなく、耐久性においても優れています。 |
断熱塗料 | 断熱セラミック塗料「ガイナ」。 JAXAの宇宙開発技術を応用して開発された塗る断熱材。 断熱のほか、遮熱・結露防止・防音・防汚・空気室改善の効果が得られます。 特殊セラミックが、周辺温度に適応する性質があり、その結果、熱の均衡化をもたらし、熱の移動を抑える働きをします。 |
光触媒塗料 | ハイブリット型光触媒内装用塗料「Air Fresh」。 塗料中の光触媒が臭いの原因物質を吸着・分解するため消臭効果を半永久的に発揮します。 アレルギー性疾患や食品汚染の原因となる菌・カビを抑制します。 シックハウス症候群の原因となるVOC(揮発性有機化合物)を含まず安全性に優れた塗料です。 消臭・抗カビ・抗菌・抗ウイルスに優れている。 弊社では認定施工店として、特に消臭効果による病院特有の嫌な臭いがなくなることでの施工事例も多い。また、弊社のビルでも階段室の壁塗料はこの光触媒を使用しています。 |