コンクリートの表面に発生する白い析出物で、コンクリート劣化の指標の一つです。コンクリート中や周辺の可溶性物質が、侵入した雨水などに溶けて目地やクラックからにじみ出し、空気中の炭酸ガスと反応してできたものです。
漏水は以外なところから発生していることが多く、漏水箇所の診断が難しく発見が遅れがちになります。
塗膜の密着不良により浮きや剥離が発生している劣化現象です。紫外線や雨水による経年劣化、結露などで塗膜が剥離している場合などが考えられます。
防水材の種類と特徴
シート防水 | 塩化ビニール樹脂などのシートを接着剤や金属製で下地に固定し、シート同士を貼り合わせる防水のことです。工期が短く押さえられますが、接着性が弱い為ジョイント部のめくれ、シール切れによる漏水が発生することがありますが、エースでは従来のゴムシートでは無く、耐久性の良い塩ビシートを利用しております。 |
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アスファルト防水 | 合成繊維不織布にアスファルトをしみこませた、シート状の素材を貼り重ねる防水のことです。 耐久性が高いですが、接着性は比較的弱いという特徴があります。また、改修の際、押えコンクリートがない場合、アスファルトを剥がす作業が発生する分かなり割高になります。 |
塗膜防水 | ウレタンやアクリル、ポリエステルを主原料とした液体を、何重にも塗り重ねる防水のことです。 ガラス繊維などを挿入し強度を高めたり、シートを下地に貼り付けてから防水材を重ね塗りして絶縁機能を持たせたりなど、各メーカーによって多数の工法があります。 密着性があり、割れづらく、改修も状態が良ければ、はがすことなく塗り直しで対処できます。弊社では、イサムのエラストマー会会員としてイサム塗料の「アトロンエラストマー」をお奨めしております。 アクリルゴム系外壁塗膜防水材により、雨漏り・外壁漏水を防ぎ、1ランク上の建物の長寿命化を可能とする高性能防水材ですので10年以上にわたり塗膜の弾性性を維持することができます。 |